同方向回転二軸押出成形機用シミュレーションソフト

アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社
同方向回転2軸押機シミュレーションソフト ルドヴィック

実用例.04

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飽和ポリエステル樹脂の押出:ポリブチルテレフタレート(PBT)の挙動

隠れた材料履歴

ポリブチルテレフタレート(PBT)押出に於いて、ダイ出口での実測結果が、全材料履歴と一致しない場合があります。つまり隠された材料履歴があると考えられます。

目標

部分的な実測の結果は、材料プロパティについて間違った結論を導く場合があります。

例えば材料の最高温度は、こうした測定には表れません。

ポリブチルテレフタレート(PBT)は特に熱抵抗に対して高い性能を維持する必要があります(ライトニングリレーやコネクタ用途など)。

ルドヴィックの活用

ルドヴィックなら、材料の全ての熱-機械履歴を数値化できます。

グラフ(下記参照)からPBT材料の吐出温度は、押出機内での最高温度よりもずっと低い事が分かります。 またPP材料の温度履歴は、より均一だと分かります。

この事から材料温度は、ダイ出口で測定するだけでなく、押出機長手方向沿いの温度履歴を知る事が重要だと分かります。

ルドヴィックによるシミュレーションは、実測では見えない押出機内部の様子を開示する事で、材料の性能をフルに発揮させる成形条件を決定する事ができます。

グラフ

実用例.01

ポリマーコンパウンド:ポリプロピレン押出の例 プロセスのキーエリアを定量評価

実用例.02

医薬品への適用事例

実用例.03

反応押出:ポリプロピレン(PP)過酸化物の変質

実用例.04

飽和ポリエステル樹脂の押出

実用例.05

ウッドファイバー・コンポジット(WFC)

実用例.06
農業食品分野における二軸押出

詳細

実用例.07

スケールアップ:性能を維持したまま、試験ラインから生産ラインへのスケールアップ

実用例.08

積分モデル:スクリュ沿いのグラスファイバーの長さ予測


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